「24のキーワード」でまるわかり!最速で身につく世界史

どーもBJRYOです



今回紹介するのはこちら、
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角田陽一郎(かくたよういちろう)さんの
「24のキーワード」でまるわかり!最速で身につく世界史です。

以前ドストエフスキーの『罪と罰』をこのブログで紹介した際に、その時代のロシアを中心にちらっと勉強したのをきっかけに世界の歴史、いわゆる世界史に興味を持ったので読みました。

みなさんも義務教育の中で必ず習っているであろう”世界史”
社会の先生が教科書に書いてある内容をほぼそのまま黒板に板書したものを、理解することなく頑張ってノートに書き写した経験はあるんじゃないですか?
ちなみにBJはそんな生徒の一人でした。
社会のテストはほぼ丸暗記の暗記モノで、今となっては言葉を知っていてもそれがどういう意味で、何故その時代にそうなったのか、どういった出来事なのかはわからない。
該当する人はBJだけではないと願いたい!(笑)

とはいってもこれは学生時代の先生のせいだけではありませんよね?
少しは先生にもよると思いますが、紀元前から始まり現代にいたるまでの壮絶な人類の歴史を、限られた時間内で細部まで教えるというのは難しいことだったんだなと、この本を読むことで納得できました。
重要な出来事だけを抜粋して教えるから、興味を持った子は自分で学習するか大学に進学してくれ!
とはっきり伝えるという教育の仕方とかをとらないと、とてもじゃないけど伝えきれない。
それほど人類が辿ってきた歴史というのは壮大な道のりだったんです。

と、同じようなことを言葉を変えて書きましたけど、この本を読むことで最初に思ったことがこれだったので強調しとこうと思いまして。


そんな[世界史=難しく複雑な出来事ばっかり!]と思って敬遠しがちだったそこのあなた!
そう思い込むのはまだ早い!!
我々が義務教育で教えてもらった世界史なんて、さわりもさわり!!
世界史が一冊の本だったとしたら、我々が学んだのは目次の部分だけ!!
数々の歴史の中で目次となる出来事を学んだにすぎないんです!!

”ナポレオンが具体的に何を行ったのか”知っていますか?
”ルネサンス”って何のことかわかりますか?
”資本主義と社会主義の違い”説明できますか?

言葉は知っていてもその背景はわからなくないですか?
それは何故かというと、我々は目次しか教わってないからです。

しかし、その言葉の背景やその時代を知ることで、我々はもっと世界を身近に感じることができるし、戦争や平和についてもっと深いところまで知ることができるんです!

今の世界は最初からこうなっていたわけではありません。
果てしない時間の中で何億人もの人たちが決死の思いで造りあげてきたものなんです。
平和が当たり前じゃなかった時代の事を学ぶことで同じ過ちを繰り返さないためにも、その時代を生きていた人のメッセージをしっかりと未来に伝えていくのも、現代を生きる人類の使命かもしれないですよね。


とここまで読んでいただいて、もしも世界史に興味を持って学んでもいいかなって思った方がいらっしゃるようでしたら、この「最速で身につく世界史」という本は是非最初に読んでみてください。
この本の著者角田陽一郎さんは、そういった方のためにこの本を書いています。
世界史を学ぶにあたって、目次の知識だけを持っている人に、その目次の説明をしてくれています。
よくビジネス書とかにみられる、目次ごとにいくつか箇条書きで、ここにはこういうことが書いてありますよと教えてくれるのを見た事ありませんか?
そんな感じで、例えば[文明の話]という目次があったら、
・人類はいつから人類なの?
・四大文明は何故始まったの?
・なんでみんな河の側なの?
といった具合に、聞いたことのある目次の言葉や出来事の背景を教えてくれます。

教科書や学校の先生からは教えてもらえなかった基礎。
というか土台をわかりやすく解説してくれます。
歴史の土台を知ることで、戦争はただの命の奪い合いではなくなり、世界の国々はただの国じゃなくなります。
エルサレムを巡って今も続いている争いの原因は?
各宗教のもつ意味は?
なんで国ごとで大きさや、経済の仕方、人種が違うの?
そして、今後世界はどうなっていくのか・・・

この本の帯には世界史を学ぶことは成功への投資だ!!と書いてありますが、読んでみてBJが言えることは、
確かに!わかる!!です。(笑)


角田陽一郎さんは更に今後の世界は”知識の時代”になっていくだろうと予想されています。
IT革命が起こって既に十何年、ネットワークの普及に伴って誰でも簡単に学びたい事を学びたい時に学ぶことができる時代になりました。
全世界の人が個人で情報を発信して、事業を起こすことが許される時代へと既に向かっています。
会社に就職することで安定を得る。
という社会の常識と叫ばれていることが、いつ180℃回転するのか誰も予測できません。
絶対に潰れない会社なんてないんです!
保障された安定なんて存在しないんです!!
「わかっているけれど、自分たちは大丈夫。」と見て見ぬふりをして過ごすのか、
思い込みの安定に依存して生きていくのか。
その時が来たときに自分の身を救ってくれるのが、”知識”です。
勉強しといて損はない。そう感じました。



さていかがでしたでしょうか?
話を膨らませ過ぎかも知れませんが、そう思うのもBJがまだまだ「自分は大丈夫」と思い込んでいるからなのかもしれませんね。
この本に出会えたことで世界を知り、過去と未来を知り、自分を知る。
読んで損はないんじゃないですか?(笑)

しつこいぐらいにお薦めしつつ、
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
この本があなたの人生を変える一冊になりますように。


以上BJRYOでした



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