続!はっきりさせましょうということで、今回も「愛」と「恋」を掘り下げていきます。
前回書いたようにまずは「恋」という漢字ですね。
ここでみなさんが注目するのは「恋」という漢字の上の部分、「亦」という漢字だと思います。
この「亦」という漢字は[エキ・ヤク・また]と読みます。
元々は立っている人の両脇に点を加えた指事文字として、人の「腋(わき)」を表す漢字だったのですが、
いまではその役目は「腋」という漢字が担っているので使いません。
しかしそれでは気の毒なので「~もまた」といった言葉の”また”の部分に当て字としてしようするようになったんだそうです。
(それも今では「又」という漢字にとって代わられているので、ほぼお目にかかることはないんですけど)
そしてここでひとつお伝えしておかねばならないことがあります。
実はこの「恋」という漢字の「亦」という部分は、以前の記事で出ました「䜌」という漢字の略字と呼ばれる漢字にあたります。
略字というのは、”そのままでは複雑過ぎる漢字の線や点を省いて簡単にした漢字”という意味です。
確かに中学生の時の漢字の書き取りの宿題で、「戀」という漢字がでていたら僕なら発狂するレベルでしょうね。(笑)
鉛筆を持つ手の横の部分が真っ黒になってしまいます。
ということで「䜌」という漢字の左右の「糸」を、「亦」の5・6画目の点に略し、真ん中の「言」を残りの4画にしたと考えれば想像はしやすいですね。
そして「䜌」という漢字には[繋ぐ・引っ張る]という意味がありました。
そのまま”心を引っ張る”ということで、「恋」と解釈できます。
しかしですよ!
それでは面白くないじゃないかと思いません?
この「亦」という漢字の存在理由は略字としてだけなのか?
と思ったので調べました。
すると当て字として付けられれた「また」という言葉の持つ意味に行き着きました。
この「また」という言葉は、使い方次第で副詞や接続詞になる言葉です。
ここでみなさんに読み進めていく上で理解しておいて欲しいことがあります。
ここからは「戀」←こっちの「戀」は心が引っ張られている状態だと思ってください。
そして「恋」←こっちの「恋」の「心」は肉体的な人間そのものだと思ってください。
いいですか?
以上を踏まえたうえでBJなりの解説をしていきます。
「また」という言葉の”副詞的”な意味として、[再び・もう一度]や[やはり・同じく]があります。
『跡』という漢字で使われる「亦」は、積み重ねる・あとという意味で使われ、「足」+「亦」=「跡」で[足を積み重ねる(足跡を残していく)]ということで『跡』という漢字ができました。
つまり「亦」は”積み重ねる・あと”という意味もあることがわかります。
しかし、この考え方で「亦」+「心」=「恋」と考えてみても[人間を積み重ねる]となって訳わかんなくなりますが、こうすればどうですか?
戀も亦(また)心
つまり”心を引っ張られていた状態が積み重なり、身体ごと引っ張られるようになった”ということ。
最初は少し気になるという状態です(運命の人かな?なんて思いながらちょっと意識してしまう)
その状態を繰り返すとみなさんはどうなっていきますか?
きっと次はついつい目で相手を追いかけ始めたりしませんか?
行動心理学では、その人が誰に想いを寄せているのか、ボディランゲージで見抜くことができるそうです。
つまり身体ごと相手に引っ張られている状態と言えますよね?
「また」の”副詞的”意味は他にも[そのほかにも・それとは別に]があります。
これも先ほどの
戀とは亦(また)心
という方式で考えていくと、
戀とはそれとは別に心。
つまり、”「戀」(運命や抽象的な表現)それとは別に「心」(現実そして具体的な表現)”と解釈できますよね。
最後に「また」の”接続詞的”意味には、添加を表す「また」や選択の意思を表す「また」があります。
これらはそれぞれ、
少し気になるという”心が引っ張られている状態”に、目で追うから始まる”身体が引っ張られている状態”が足されている(添加されている)と言えるし、
”心が引っ張られている状態”から”身体が引っ張られている状態”へと変える選択をすると考えれば説明できなくもないです。
以上4種類の「また」から始まる考え方を紹介していきましたが、最終的にこうまとめられるんじゃないでしょうか!
恋という漢字は、戀(抽象的な恋)から
恋(具体的な恋)へと移行する”状態”を表した漢字
恋(具体的な恋)へと移行する”状態”を表した漢字
そうなんです。
つまり、BJ的「戀/恋」の使い方は、
一緒に居るとなんかドキドキしてしまって普段の自分らしくその人と話せない。
なーんかその人が気になっている。
という状態を「戀」!!!
その人が居ないか目で追ってしまうし、その人の近くに行きたい。
その人のことが知りたいし、なんなら瞳の輝き瞳孔の大きさも変わるし、声もトーンがひとつ上がってしまうという状態を「恋」!!!
とします。
さて、長くなりましたが以上で「恋」という漢字の掘り下げを終わります。
そして・・・
またまた次回へと続きます(笑)
「愛」や「恋」を一朝一夕で語ることはやはり出来ないみたいですね(笑)
ということで、次回完結編を楽しみにしていてください!
「愛」を知ることで僕たちはもっと人に優しくなれる。
そんな気がします。
勝手に三部作にみなさんがどう感じているのか少し恐怖を感じつつも、
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
みなさんの「戀」が素敵な「恋」へと発展しますように。
以上BJRYOでした
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