誕生から見えてくる人生

どーもBJRYOです






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今回は『誕生』という漢字を掘り下げていこうと思います。




記事の最後には先日誕生日を迎えました私、BJRYOの抱負も認めさせていただきます。




漢字の解説





ということでまずは簡単な『生』という漢字から掘り下げます。

小学一年生で習う常用漢字の『生』。日常でも頻繁に目にする漢字だと思いますが、何故この『生』という漢字ひとつに、数多くの意味や読み方があてがわれているのか分かりますか?

この『生』という漢字は”地上に生えてきた草木”を表す象形文字です。

つまり『生』という漢字の元となった現象に沢山の捉え方があるために、漢字ひとつで広い範囲の意味を補うようになったのです。この考え方は英語と少し似ているかもしれません。

生きること・生命(いのち)を表す『生』という漢字ができたこともこれで納得ですね。




そして今回の鍵を握る『誕』という漢字です。

小学校六年で習うこちらも常用漢字ですが、この漢字は日常生活では誕生日や生命の誕生という、『生』と同じ[生まれる]という意味合いでしか使わないと思います。

しかしこの『誕(タン)』という漢字の別の意味を知っていますか?


この『誕』は「言」+「延」=「誕」となります。

「誕る」と書いて”誕(いつわ)る”と読みます。

これは”言葉を事実よりも越えて延ばす”ということで、[嘘をつく・騙す・いつわる]という意味になります。『誕』はほかにも、『誕(ほしいまま)』という読み方もできるそうです。


こうやって見てみると、『誕』という漢字のおめでたい感じが薄らいでいきますね(笑)



そもそも辞書で『誕』という漢字を調べたところ、我々の知っている[生まれる]という意味の解説は小さく気持ち程度にしか説明されていませんでした。

その[生まれる]という意味になった解説も、”のびるという意味から、生まれ育つの意味を表す”としか書かれていません。



BJはここでひとつ疑問を持ちました。

ただ”のびる”という意味で生まれるという意味にするのなら、「言」はいらなくない?何故「延」の横に「言」が付いているのだろうか?



そもそも「延」の持つ”のびる”とは一体何が延びているのか。

気になったので調べてみました。

「延」という漢字は、「廴(えんにょう)」+「正」=「延」であり、

「正」という漢字は「征」の原字です。

その「征」という漢字は、「彳(ぎょうにんべん)」+「正」=「征」となりました。



「征」に使われている「彳」は、部首として「行(ぎょうがまえ)」と同じ扱いになります。

この「行」という漢字は、十字路を表す象形文字で、その道の左半分を表す象形文字が「彳」になります。

つまり「彳(ぎょうにんべん)」は”道を行く”ということを表し、その進み方は少しずつだと辞書には記してあります。更に「躑躅(つつじ・テキチョク)」という、行きつ戻りつする・立ち止まるという意味をも持っています。


そしてそして説明ばかりになりますが、「正」という漢字が合わさることで「征」になります。

この「正」は、「囗(くにがまえ)」+「止」=「正」かそれかもしくは、

「一」+「止」=「正」です。


これらはそれぞれ、「止」が”立ち止まる足”を表し、その立ち止まっている一人の人間の前に、国や村を表す「囗(くにがまえ)」と、何か一つの目指すべきものという意味の「一」があるということで、真っ直ぐに目的に向かう様を「正(ただ)しい」とする漢字ができました。


そこに「彳」をつけたことで「征」には、”目的に向かって立ち止まりながらも少しずつ歩を進める”という意味が成り立ちます。


そんな「征(正)」に”長くのびた道”という意味の「廴」を足して「延」です。


つまり『誕』という漢字の右側の「延」は何を延ばしているのか?という疑問の答えは、”真っ直ぐに続く目的地までの道”ということです。



さあ!これですべての漢字の解説が終わりました!!



誕生日に込められた想い




ここからは想像力を膨らませながら読んでいってください。

そして以前紹介させていただいた→ソウルメイト~魂の伴侶~を思い出してください。



我々がもし仮に輪廻転生を繰り返しているのだとしたら、この時代に新たに芽吹いた新芽という生命としての自分が存在しています。転生したこの時代の自分の目の前には過去生の自分から続いてきた道が、この時代の命の分新たに真っ直ぐ延びている。


それを文字に起こすと、たった二文字の『誕生』という言葉に要約できるんです


「彳(ぎょうにんべん)」がもつ”少しずつ歩を進める”や「躑躅(つつじ・テキチョク)」という意味がここにきて生きてきています。



ここまで調べてみて、当初の疑問である「言」の有無の謎が分かりました。


様々な解釈ができる要素であることは間違いありませんが、BJが辿り着いたいくつかの解釈を紹介します。


『誕』という漢字が[生まれる]という語意を表しているのは、”ある目的地に向かって目の前に続く真っ直ぐな道を進む”という意味が含まれているからだということを紐解いてきました。


その”ある目的地”というのは一体何でしょうか?


過去生から続く何かかもしれませんし、今の命で見つけた新たな目標かもしれません。単純に”死”へと向かっているのかもしれない。探し続けている誰かが居る場所かもしれませんよね。


しかしそれらのどの目的だろうが、一人では辿りつけないんです。


ここから連続で「言」が出てきます。

生まれたばかりの赤ちゃんは泣いています。だから「言」。

そして、親をはじめとした沢山の人に助けてもらうために、想いを伝える手段として「言」。

そして生きていく中で、絶対に自分では決めることのできないものがありますよね?


何だかわかります?


それは、


親からもらった[名前]です。


生きていく上で言葉というのは切っても切れない大切なものなんです。


つまりまとめると、



誕生という漢字が持つ意味は

この時代に授かった生命を使い
ある目的地に向かって真っ直ぐ延びる道を
時に立ち止まり
時に後戻りしながら
少しずつ歩を進めていく中で


親からもらった名前を背負い
沢山の人に励まされながら
真っ直ぐに進んでいって欲しい
という想いが込められた漢字である




ということがわかりました。




思った以上に長くなってしまいました(笑)


奇跡の連続で出会えた方々に、BJは名前を貰い、お祝の言葉をいただきました。


つまり何が言いたかったのかというと・・・


皆さま本当にありがとうございました。

今後もどうぞよろしくお願いします。


ということです。




抱負




発した言葉の内容ではなく、ありのままの自分を評価してもらえるようになる。です!!




感想





ということでいかがでしたでしょうか。

漢字を掘り下げよう『誕生』編でした!


お祝のメッセージをいただけて本当に嬉しかったです。

改めてこのブログともども見守ってください。

幸せな誕生日でした!!



そしてここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
誕生日を迎えられた全ての人が、素敵な一年になりますように。





以上BJRYOでした






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